臼場(うすば)でカッターと石臼を使ってすり身を作ります。
カッターで冷凍すり身を細かく砕きます。約150kgぐらいの冷凍すり身を一度に砕くことができ、約300kgのすり身を一度に擂ることもできます。
石臼でらい潰(すり潰し、練る)します。 石臼で擂ることですり身が練られ、粘りのある良いすり身ができあがります。
まず塩ずりで、塩を加え塩味と粘りが生じさせ、すり身の摩擦熱上昇を抑え、本ずりで、でん粉や鹿児島産の地酒などを入れて味を調えていきます。
すり身を型成機と呼ばれる機械でさつま揚げの形に整えます。さまざまな大きさや形に整えられたさつま揚げが、フライヤー(自動揚げ機)へと流されていきます。
加熱工程では、1次加熱として、160℃ぐらいの低温でゆっくり・じっくりと中まで火を通します。
次に2次加熱として、180℃ぐらいの高温でさっと通し、揚げ色を付けていきます。
中心温度は、80℃以上に達し、揚げたてアツアツのさつま揚げができあがります。
冷却された製品を用途に合わせて包装します。
スーパー等の量販店向けにはトレーや袋に入れたり、真空パックにしたりします。
量販店向けの商品は関東地方まで毎日出荷しています。
また、中元歳暮のギフトシーズンになるとギフトボックスに製品を並べて包装紙で包んだ後、全国のお客様へお届けしています。