高浜蒲鉾 さつま揚げができるまで

さつま揚げができるまで

Step01すり身を作ります
高浜蒲鉾 さつま揚げができるまで

臼場(うすば)でカッターと石臼を使ってすり身を作ります。

カッターで冷凍すり身を細かく砕きます。約150kgぐらいの冷凍すり身を一度に砕くことができ、約300kgのすり身を一度に擂ることもできます。

石臼でらい潰(すり潰し、練る)します。 石臼で擂ることですり身が練られ、粘りのある良いすり身ができあがります。
まず塩ずりで、塩を加え塩味と粘りが生じさせ、すり身の摩擦熱上昇を抑え、本ずりで、でん粉や鹿児島産の地酒などを入れて味を調えていきます。

Step02形成します

すり身を型成機と呼ばれる機械でさつま揚げの形に整えます。さまざまな大きさや形に整えられたさつま揚げが、フライヤー(自動揚げ機)へと流されていきます。

高浜蒲鉾 さつま揚げができるまで
Step03加熱します
高浜蒲鉾 さつま揚げができるまで

加熱工程では、1次加熱として、160℃ぐらいの低温でゆっくり・じっくりと中まで火を通します。
次に2次加熱として、180℃ぐらいの高温でさっと通し、揚げ色を付けていきます。
中心温度は、80℃以上に達し、揚げたてアツアツのさつま揚げができあがります。

Step04冷却します
高浜蒲鉾 さつま揚げができるまで冷却工程では、中心温度が80℃以上にまで上昇した製品を、商品によって異なりますが10分〜20分かけて10℃〜15℃ぐらいまで冷却します。
冷却工程をしっかり行わないと、製品の傷みが早くなり、スーパー・百貨店などへ流通される時の障害となるため、非常に重要な工程です。冷却時間を調整すれば急速冷凍も可能です。
Step05検品します
高浜蒲鉾 さつま揚げができるまで冷却機から出てきた製品は金属探知機を通り、包装工程へと進みます。ここで、製品の中に金属異物が混入されていれば探知され除去されます。
ほとんど反応することはありませんが、万が一に備えています。
この段階で不良品(形が悪いものなど)も除去します。
Step06包装・梱包し出荷します

冷却された製品を用途に合わせて包装します。

スーパー等の量販店向けにはトレーや袋に入れたり、真空パックにしたりします。
量販店向けの商品は関東地方まで毎日出荷しています。
また、中元歳暮のギフトシーズンになるとギフトボックスに製品を並べて包装紙で包んだ後、全国のお客様へお届けしています。

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